serious bunburying

心のメモ感覚で書いてます。

無い

ネットサーフィンが好きだ。

 

調べたらなんでもでてくるし、関連リンクを踏んで行けば行くほど同じ事象に対して違う事柄が出てきたり、一方で言っていることの共通項もでてくるから割と正確な情報が得られると思う。

 

けど、恋愛とか、将来とか、人の経験に左右されるものって共通項が少なくて、自分に当てはまる例も皆無に近くて、調べ始めると三時間くらい費やしてしまっていることがある。

 

今日、久々に家でダラダラとした。朝のバイトから夜のバイトまで時間があったからその間ネットサーフィンと料理しかしなかった。

 

そのとき昨日のことをふと思い出した。

 

コンビニで友人たちと女性誌をたまたま広げていて、「女性の約六割が可愛いより女っぽいと言われたい!」とデカデカと印刷されていた。

それを見た友人(男女)が「いや、でも男からさ、女っぽいって言われても何!?ってならん?最低や」「え!?そうなん!?」「ったりまえでしょ、あくまで女同士の話とちゃうん?こんなん鵜呑みにする男もいると思ったら怖いわ〜」

 

ネットの情報もこれに限りなく近い気がする。情報を見ると考えられている層に合わせて書いていることも異なる。だけど、雑誌にせよ、特にネットは誰しもの目に触れる可能性がある。だから信用ならないなと思う。

 

どうして欲しい情報を手にするために三時間もスマホとにらめっこして視力を低下させているんだろう。本当にいってほしい情報なんて自分の中にあるのではないか。スマホと対峙していると一時的な知識欲と承認欲求だけを満たしているような気分になってあとで悲しくなる。

 

ネットサーフィンなんてものに意味はない。けどしてしまう。もうスマホなんて捨ててしまおうか。ガラケーの時代が一番良かった。メールをじっくり時間をかけて打つ。電話をする。電車の時間とかよくわからないし終電逃したら怖いから少し早めに解散する。インスタとかツイッターとか、他の人の動向をいちいちチェックしなくて済む。アナログが良かった。ラインの返信を気にしなくて良い世界。もう、ラインじゃなくて電話にしようよ。手紙にしようよ。ネットより、自分の経験と読書で得た知識を基盤にして行動しようよ。

 

 

そう言って実行に移そうとしない自分がいて、そんな自分がひどくもどかしい。